ピルを適切に服用している場合、99.7%という高い避妊効果を得ることができますが、飲み忘れがあったり、他のお薬との飲み合わせなどの要因で避妊効果が下がってしまうことも。
ピルの休薬期間に出血がない…その場合、妊娠の可能性が考えられます。
でも、妊娠検査薬を試すとしても、ピル服用中だと「いつ試せばいいの?」「正しい結果はでるの?」など疑問に思うこともあるのではないでしょうか。
今回は、ピル服用中の妊娠検査薬について、ピル服用中の検査薬を試すタイミングや、正しい結果が得られるのかなどについて説明します。
ピル服用中でも妊娠検査薬は高い確率で正しい結果に
ピルを飲んでいても、妊娠検査薬の検査結果に影響は出ません。適切な時期に検査薬を使用すれば、高い確率で正しい結果を得ることができます。
妊娠検査薬を試すタイミングは?
妊娠が成立すると休薬期間中に生理が起こりません。
もし生理が来なかった場合は、次のシートに入る前に妊娠検査薬を試すか、婦人科を受診するようにしましょう。
妊娠検査薬が陰性だった場合は、次のシートの服用を開始してもいいか医師に確認してから飲み始めましょう。
陽性反応が出たら
陽性反応が出た場合、すぐにピルの服用を中止して病院で診てもらうようにしましょう。
妊娠中にピルを服用することによる、胎児への危険性はほとんど報告されていませんが、妊娠中にピルを服用した場合の安全性が確立されているわけではありませんので、服用を続けることは控えてくださいね。
結果が陰性だけど生理が来ない
妊娠検査薬の結果が陰性だったのに、生理がこない場合もあります。
検査時期が早かった
検査をするのが早すぎたため、本当は妊娠しているにも関わらず、検査結果が陰性と出た可能性があります。
妊娠検査薬は一般的に、生理予定日の1週間後、もしくは最短でセックスから3週間後から反応が出るといわれています。
次のシートの休薬期間中にも生理がこなかった場合は、もう一度妊娠検査薬を試してみると良いでしょう。
何らかの病気が隠れている
何らかの病気が原因で、生理がこない可能性もあります。
2シート連続で出血が起こらず、妊娠検査薬が陰性だった場合は、一度産婦人科を受診するようにしましょう。
まとめ
ピルの服用中、妊娠検査薬を試すタイミングは休薬期間に出血が来なかったら、次のシートに入る前に試しましょう。
そして、ピルの成分によって妊娠検査薬の結果に影響が出ることはありません。
もし妊娠していた場合は、ピルの服用を中止する必要がありますので、休薬期間に生理がない場合はたとえ陰性の結果が出ても自己判断でお薬を飲み続けないようにしましょう。
また、検査薬で陰性だったのに生理がこない場合は、何か病気が隠れている場合もあるので一度病院で診てもらってくださいね。