避妊に失敗してしまった時の対処法として服用する緊急避妊薬「アフターピル」の薬の種類についてご紹介します。
アフターピルの薬の種類(国内正規品)
国内正規品のアフターピルには、「ノルレボ」と、ジェネリック医薬品である「レボノルゲストレル」の2種類があります。
ノルレボ
ノルレボは、女性ホルモンの1種である黄体ホルモン(レボノルゲストレル)が主な成分で、日本では2011年に承認されたアフターピルです。
主な作用は
- 「排卵を抑制する」
- 「子宮内膜の増殖を防ぎ、受精した場合でも着床しにくくする」
の2つになります。
レボノルゲストレル
レボノルゲストレルは、ノルレボのジェネリック医薬品で、ノルレボよりも比較的価格が安くなっているのが特徴です。
避妊効果に差はないため、処方を受ける際には、希望するお薬を医師に相談してみてくださいね。
アフターピルの薬の種類(海外品)
日本では、アフターピルを手に入れるには医師の処方が必要です。
ですが、ネット販売(個人輸入代行サービスなど)で簡単に購入できるものもあり、その中には海外で作られたものもあります。
メリットとしては上記の国内正規品よりも低価格で買うことができる点ですが、身体に害のある成分が含まれていたり、偽物が売られていたりすることも。
避妊の効果を得られないだけでなく、体調を崩してしまう可能性もあるので必ず医師の処方を受けるようにしましょう。
下記はネットでよく目にする、主な海外製アフターピルです。
※いずれも国内では未承認のお薬です。
- ella one(エラワン)
- マドンナ
- ポスティノー
医薬品副作用被害救済制度について
医薬品副作用被害救済制度とは医薬品等を正しくに使用したにもかかわらず、副作用によって体調を崩した場合、対象者に医療費等の給付を行う制度です。
日本国内に法人がある製薬会社は加入が義務付けられており、日本で医師からの処方を受けた薬や、薬局で入手した薬であれば万が一のことがあっても救済を受けることができます。
しかし、ネットなどで医師からの処方を受けず購入したお薬に起因する副作用の場合、救済は受けられません。
したがって、その場合にひどい副作用などが出たとしても、自己責任となってしまうのです。
まとめ
アフターピルは、確実な避妊効果を得るためにも、自分の身体を守るためにも、医師に処方してもらうのが一番です。
「急いでいるから」「高いから」「医師の診断を受けるのが嫌だから」といって医師の処方を受けないネット販売などで購入することは高いリスクが伴います。
もし病院に行く時間がないと言う方はオンライン診察がおすすめです。
もちろん、スマルナでも取り扱っていますので、アフターピルが必要になった際は相談してみてくださいね。