楽しみにしている旅行やイベント、大事な試験や仕事の日には、生理が重ならないようにしたいですよね。
そんな時は、ピルを使って生理日を移動することができるんです!
今回は、中用量ピルを正しく活用して、生理日をコントロールする飲み方について解説していきます。
生理日を移動させるには?
生理日を移動したい場合、よく使われるのが中用量ピルです。
1日1錠を7〜10日間飲み続けることで、生理日を移動させることができます。
普段から低用量ピルを飲んでいる場合は、低用量ピルによる生理日の移動も可能です。
ですが、普段から低用量ピルを飲んでいない場合は、中用量ピルを利用することが多いようです。
中用量ピル・低用量ピルどちらのお薬を使用する場合でも、医師から指示された飲み方を守るようにしましょう。
自己判断をしてしまうと、生理日をうまく移動できない可能性があります。
※低用量ピルで生理日を移動する場合は、お薬の飲み方が人によって異なりますので、必ず医師に相談しましょう。
ここからは、中用量ピルで生理日を移動する場合の、基本的な飲み方をご説明します。
中用量ピルを使用した生理日移動
生理を早める場合
- 服用開始時期:生理日移動をしたい日の直前の生理が開始してから5日目
- 服用方法:1日1錠服用、10日後に服用をストップ
- 生理が来るタイミング:服用ストップしてから2~3日後
メリット:生理を避けたい期間に薬を飲まなくていい
デメリット:早めの服用が必要
※服用方法は医師の指示に従ってください。
生理を遅める場合
- 服用開始時期:次回生理予定日の5日前
- 服用方法:生理が来て欲しくない期間に1日1錠服用
- 生理が来るタイミング:服用中止してから2~3日後
※服用開始時期は、生理予定日の4日前や3日前でも、生理が来る前であれば延長できる可能性はありますが、失敗する(生理が来てしまう)こともあります。
メリット:正しい服用でほぼ確実に生理日移動ができる。
生理開始予定日の5日前の服用で間に合う!
デメリット:移動させたい期間中はずっと服用が必要なので、副作用が出る可能性がある。
※服用方法は医師の指示に従ってください。
受診のタイミング
生理を早める場合も遅らせる場合も、移動させたい生理の1ヶ月前には受診することをオススメします。
生理不順で生理予定日が分からない場合は、余裕を持って医師にご相談ください。
まとめ
生理日をコントロールできると、大事な試験や旅行など、生理を気にせずに過ごすことができます。
医師の指示に従い、ピルを正しく服用することで、生理とうまく付き合うことができるようになりますので、ぜひ活用してみてくださいね!