生理痛やPMSがつらすぎるし、体へのストレスで生理が来ないことも
周期や期間が安定し、痛みなどがあったことを忘れるほどストレスフリーに
日本タイトルのみならず世界タイトルも獲得し、現在はアメリカを拠点に活動するプロボクサーの吉田実代(よしだ・みよ)選手。アスリート向けサービス「スマルナ for Sports」を利用し、低用量ピルを服用しています。 昔から生理痛やPMSに悩み、ピルを服用したことがあるものの、副作用に耐えられず服用を断念してしまったそう。また、アスリートとして、体に入れるものには慎重になる必要もあり、なかなかピルの服用が継続できなかったといいます。 そんな吉田選手は「スマルナ for Sports」と出会い、ピルの服用を継続できるようになったそうですが、どのように悩みが解消され、現在のストレスフリーな生活が実現できるようになったのでしょうか。詳しくお話を伺いました。
吉田選手(36歳)
約8年(断続的に3回目)
約2年
プロボクサー
子供と過ごす
子供(娘)と二人暮らし
生理痛やPMSがつらすぎるし、体へのストレスで生理が来ないことも
周期や期間が安定し、痛みなどがあったことを忘れるほどストレスフリーに
現在はニューヨークを拠点にプロボクサーとして活動をしているのですが、年に2〜3回、日本での仕事があるときに帰国をしています。アメリカと日本、両方の価値観を学ぶ環境に身を置けて、いいとこ取りな生活ができているなと思います。
ボクシングの世界チャンピオンになったことで、グリーンカード(米国永住権)を得られることになったんですよ。その手続きもあって、いまは日本に帰国しています。あと、アメリカは子供の夏休みが長いので、子供も一緒に帰ってきています。
でも私はもう少ししたら、子供を実家に預けて、ムエタイの修行のためにタイへ行く予定なんですよ。格闘技は年齢的なハードルもあるので、いまはとにかく選手として少しでも長く活動できるように頑張りたいんです。
そのためにもトレーニングだけじゃなく、食事や睡眠など、日頃の生活を大切にすることが重要。もし睡眠時間が短くなってしまっても、日中に仮眠を取るなど、リカバリーを徹底しています。
私はプロボクサーとして活動しているので、薬はもちろんのこと、日頃の食事にも気をつけています。基本的には食事から栄養素を摂取して、お菓子を買って食べるようなこともほとんどありません。
どうしても栄養素が足りないときはサプリメントで補うのですが、その成分も原材料から細かくチェックしています。アスリートは体に入れるものによってドーピングになってしまう危険性もあるので、注意が必要なんです。
ピル自体は昔、友達が中用量ピルを服用していて知りました。昔は低用量ピルはまだそこまで一般的なものじゃなかったんですよね。とはいえ、存在自体は知っていました。
ただ、当時は友達から「副作用がつらい」と聞いていたし、私も知識がなくて「自然の現象を薬でコントロールしていいの?」などと不安に思うこともあったので、生理がつらくてもなかなか低用量ピルの服用に踏み切れませんでした。
でも医師から「ピルを服用して、子宮や卵巣などを休ませることも大切」と言われてから、薬は体を無理にコントロールするものではなく、休ませる役割もあると知ったんです。
ついネットで調べて不安になったり、周りの言葉を鵜呑みにしすぎていたりしたけど、百聞は一見にしかず、ですね。
特に生理痛とPMSに悩んでいました。痛みは、ひどいときは腰が壊れるんじゃないかと思うほど。あと、試合前の減量にも悩んでいました。
階級制のスポーツをやっているので、計量前には短期間で数kgの減量が必要なこともあります。そのためには水分摂取まで制限し、体の水分を極限まで抜いて体重を落とす「水抜き」ということをするんです。
でも、生理時期は体が水分を溜め込みやすいので、なかなか水分が抜けない。以前は生理時期も不安定だったので「計量時期に生理になってしまったらどうしよう」という不安もありました。
そもそも、それだけハードなことをしているから、生理が数か月止まってしまうこともあって。とはいえピルは薬だし、体に入れるものとして抵抗感もある。でも医師から「体を整えるためにはまず、ホルモンバランスを整えたほうがいい」と言われて、服用をすることにしたんです。
生理痛やPMSからは解放されましたし、時期や期間が安定したことで「もしかしたらいま、生理になるかも」と不安になることもなくなりました。それに、生理のつらさによって選手としてのパフォーマンスに影響が出るようなことも少なくなりましたね。
もしPMSを感じるようなことがあっても「いまは生理前だからイライラしているんだな」と客観的に捉えられるようにもなったし、低用量ピルを服用して生理をきちんと管理できていることによる安心感もあります。
28歳の1回目と、30代に入ってからの2回目は、強い吐き気を感じました。そのとき医師からは「3カ月耐えれば症状は落ち着いてくる」と言われたのですが、その3カ月が耐えられないほどつらくて、どうしても服用を続けられなかったんです。
それでもやっぱり生理の症状がつらくて、数年前に3回目の服用を始めました。医師に、前に服用していたときに副作用がつらかったことを話すと、ピルの種類を変えてみてはどうかと提案されました。実際にピルの種類を変えて服用してみると、最初は少し副作用を感じたのですが、1回目、2回目よりはつらさが少なく、しばらく様子をみていくと、あるときからスッと不快感がなくなったんです。それからは、副作用を感じずに服用できています。
いまは「スマルナ for Sports」を利用してピルを処方していただいているのですが、診療や相談は海外にいてもできるのは便利ですね。
ピル自体は1年分まとめて購入して※、実家などの日本国内の都合の良い場所に届けてもらい、そこからニューヨークの自宅に送ってもらったり、帰国したときに受け取ったりしています。
※スマルナ for Sportsによるお薬の処方は原則1ヶ月毎の処方となります。選手の状況に合わせて特例として12ヶ月分を処方する場合があります。
スマルナなら、どこにいても日本語でやり取りができるので安心なんです。海外の病院だと、母国語ではないので、どうしても細かいニュアンスを伝えにくい。医師からの説明のニュアンスを把握することも大変ですし、難しいことが多いんですよ。
最初はアプリの操作や手続きなどが難しいのかなと思っていたのですが、実際に使ってみると簡単で安心しました。それに医師とのやり取りもスムーズで、レスポンスが非常に早いことに驚きましたね。
また、アスリートとしていろいろと質問することも多いのですが、飲み方などの細かい質問も含めて、いつも丁寧に回答していただけるのでありがたいなと思います。それにスマルナは取り扱っているピルの種類も豊富なので、相性の良いピルを選べていることも嬉しいです。
スポーツ医学の観点からもいまは女性アスリートのピルの服用は推奨されていて、特にアメリカは日本よりもずっと一般的なものなんです。日本にいたときは、痛みやPMSも根性でなんとか耐えようとしていたこともあるけど、いまはそんなことありません。
ピルを服用し始めてからは、生理の悩みがあったことを忘れてしまうくらいストレスフリー。もっと早く自分に合ったピルを見つけて、服用できていたらと思うくらいです。
同じ女性として生理に悩む方は多いと思います。病院へ行くことに抵抗があったり、周りに相談できなかったりする人もいるかもしれませんが、いまはスマルナのようなオンライン診療という選択肢もありますから、ぜひ活用してみてほしいですね。
私は、いまはもう「生理が来たらどうしよう」なんて悩むこともなくなったので、選手活動はもちろん、プライベートでも海やプール、旅行にも行きやすくなったなと嬉しい気持ちです。子供も生理のことを理解していますし、これから彼女がもし何か悩んだときは、彼女の意思を尊重してあげたいなと思っています。
よく「選手として」「母として」「女性として」と前置きをしてこれからのことを質問されることがありますが、私はあくまでひとりの人間として、属性にとらわれず、なんでも全部楽しみたいと思っています。生理の悩みから解放されることは、そうした自分らしい生き方の実現にもつながると感じます。
とはいえ、選手活動は期限のあるもの。自分の体を大切にしつつ、いまは選手としてどこまで高みを目指せるか、その勝負を頑張りたいと思っています。
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