低用量ピルを飲み忘れたときの対処法は、飲み忘れた日数(錠数)によって異なります。
■1日(1錠)飲み忘れてしまった場合
低用量ピルを1日飲み忘れてしまった場合は、気づいた時点で飲み忘れた分(1錠)を服用し、その日の服用時間に再度1錠服用します。
もし飲み忘れに気づいたのがいつもの時刻に近ければ、2錠を一緒に服用しても問題ありません。
1日飲み忘れた場合の避妊効果は、飲み忘れ分の服用が適切にできていれば、避妊効果は継続しています。
■2日(2錠)飲み忘れてしまった場合
服用を中止し、出血を待ってから服用を再開します。
2日飲み忘れた場合には排卵が再開してしまい、避妊効果が下がることが懸念されます。次の出血の1-5日目から低用量ピルの服用を再開し、7日間連続で服用するまではコンドームなど他の避妊方法を使用しましょう。
なお、1シート28錠タイプの低用量ピルの場合、プラセボ(偽薬)は飲み忘れても問題ありません。飲み忘れ分は廃棄し、翌日から通常通り服用を続けましょう。
飲み忘れの対処法に困ったら、「スマルナ医療相談室」でご相談ください。