低用量ピルを飲み忘れたときの対処法は、飲み忘れた日数(錠数)によって異なります。
■1日(1錠)飲み忘れてしまった場合
低用量ピルを1日飲み忘れてしまった場合は、気づいた時点で飲み忘れた分(1錠)を服用し、その日の服用時間に再度1錠服用します。
もし飲み忘れに気づいたのがいつもの時刻に近ければ、2錠を一緒に服用しても問題ありません。

1日飲み忘れた場合の避妊効果は、飲み忘れ分の服用が適切にできていれば、避妊効果は継続しています。
■2日(2錠)飲み忘れてしまった場合
気がついたときにすぐ、飲み忘れた分のうち直近のものを内服します。その後は通常通り内服いただければ問題ありません。同じ日に2錠を内服しても問題ありません。

■3日(3錠)以上飲み忘れてしまった場合
服用を中止し、きちんとした出血を待ってから新しいシートの1錠目より再スタートします。
7日以上連続して服用するまでは、性交を控えるかコンドームなど他の避妊方法を使用しましょう。7日未満で避妊に失敗した場合はアフターピルを利用してください。
なお、1シート28錠タイプの低用量ピルの場合、プラセボ(偽薬)は飲み忘れても問題ありません。飲み忘れ分は廃棄し、翌日から通常通り服用を続けましょう。
飲み忘れの対処法に困ったら、「スマルナ医療相談室」でご相談ください。
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