推測された排卵予定日後でも実際には排卵がまだ起きていない場合もあるため、アフターピルの効果が発揮される可能性があります。
排卵日はエコー検査で卵胞の大きさを見たり、血液検査などで予測されます。また、いつ排卵しているかを正確に判断するのは難しいと言われています。
なお、アフターピルがどのようなメカニズムで妊娠を阻止するかまだはっきりとはわかっていません。
ただ、アフターピルは主に排卵を抑える作用があるとされていて、その他に受精阻害作用及び受精卵着床阻害作用も関与する可能性が考えらています。
そのため、排卵予定日後でも排卵前の可能性もあるため、アフターピルの効果が発揮される可能性があります。
参考:
日本産科婦人科学会 緊急避妊法の適正使用に関する指針 (平成 28 年度改訂版)
あすか製薬株式会社ノルレボ錠1.5mg添付文書 2022年 2月改訂(第2版)
日本産婦人科医会ホームページ