中用量ピルは月経困難症の治療や、生理日を移動するために処方されます。服用している期間は、低用量ピルと同様に毎日同じ時間に服用します。
なお、スマルナでは生理日を移動するために処方を行います。服用の際は必ず医師の指示に従いましょう。
ここでは、生理日を移動する際に中用量ピルの服用を開始するタイミング、期間について、基本的な服用方法をご紹介します。
《生理を早めたい場合》
生理予定日の一つ前の生理から服用を始めます。
生理初日~5日目までに中用量ピルの服用を始めます。その後は毎日1錠を同じ時間に服用します。
最低10日間飲み続け、服用をやめると2~3日後に生理が始まります。
■生理を早めるメリット
イベント・予定がある日に中用量ピルを飲まなくてよい
■生理を早めるデメリット
生理予定日の1つ前の生理から服用を開始しなくてはいけない
《生理を遅らせたい場合》
ずらしたい生理予定日の5日前から中用量ピルの服用を開始します。
生理が来てほしくない期間中、中用量ピルを服用します。
中用量ピルの服用をやめると2~3日後に生理が始まります。
■生理を遅らせるメリット
予定がある日も中用量ピルを服用しているため、生理日移動の成功確率が高い
■生理日を遅らせるデメリット
副作用により、予定がある日の体調に影響出る可能性がある
生理日を移動する場合は、服用開始のタイミングを考えて早めに婦人科またはオンライン診察を受診しましょう。