中用量ピルは低用量ピルに比べて卵胞ホルモン(エストロゲン)が多く配合されています。そのため、副作用がやや出やすい傾向にあります。
【中用量ピルの主な副作用】
・不正出血
・胸の張り
・むくみ
・体重増加
・吐き気
・頭痛
など
吐き気や頭痛の症状には、市販の頭痛薬や吐き気止めのお薬と一緒に服用することができます。
注意点としては、「アセトアミノフェン」という成分が含まれているお薬の場合、鎮痛効果が十分に得られない可能性があります。添付文書でも「併用注意」との記載がありますので、「アセトアミノフェン」の成分が含まれているお薬の服用は避けることをおすすめします。
どの薬を購入したらいいか分からない場合は、薬局にいる薬剤師や「スマルナ医療相談室」にご相談ください。
中用量ピルの重大な副作用は血栓症です。下記の症状が現れたらすぐに服用をやめて近くの医療機関を受診するようにしましょう。血栓症は発症してもほとんどの場合は適切な治療で治る病気です。
A:abdominal pain (激しい腹痛)
C:chest pain(激しい胸痛、息苦しい、押しつぶされるような痛み)
H:headache(激しい頭痛)
E:eye / speech problems(見えにくい所がある、視野が狭くなる、舌のもつれ、失神、けいれん、意識障害)
S:severe leg pain(ふくらはぎの痛み・むくみ、ふくらはぎを握ると痛い、赤くなっている)
副作用の症状が現れた場合や、病院に行くべきか悩んだ場合は、スマルナのアプリから「スマルナ医療相談室」へご相談ください。助産師や薬剤師が無料でピル・生理・避妊の相談をお受けいたします。
また、中用量ピルの処方がご希望の方は、スマルナのアプリから医師との診察へおすすみください。
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