低用量ピルには主に2種類の女性ホルモン(卵胞ホルモンと黄体ホルモン)が配合されています。
この2種類の女性ホルモンは排卵や生理に大きく関係しており、低用量ピルは1日1錠、決まった時間に服用することで女性ホルモンのバランスを整え、効果を発揮します。
《低用量ピルの使用用途 》
・避妊
・生理にまつわるマイナートラブルの改善(生理痛や生理不順など)
《生理と女性ホルモンの関係》
生理サイクルに合わせて卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)は分泌量の増減を繰り返し、妊娠に適した環境を作るために働きます。
生理周期 | 概要 |
卵胞期 | ・卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌量が増加 |
排卵期 | ・脳から排卵を促す指令が出る → 排卵する |
黄体期 | ・黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が増加 |
生理 | ・妊娠が成立しないことで内膜がはがれ落ち、生理が始まる |
低用量ピルを服用すると生理周期を28日サイクルに整えることができ、ホルモンバランスの改善や避妊に高い効果が期待できます。