40歳以上になると一般的に血管年齢が上昇し、心筋梗塞等の心血管系障害が発生しやすくなる年代といわれています。そのため、低用量ピルを服用することで心血管系障害のリスクが上がってしまう可能性が考えられます。
既往歴や身体の状態はもちろん、喫煙や肥満など血栓症のリスクが上がってしまう要因をお持ちの場合は処方が困難になることもあります。
40歳以上でピルの服用を希望する方は、一度医師に相談してみると良いでしょう。
なお、世界保健機構(WHO)の定めによると、おおよそ10~12歳くらいから閉経まで(50歳くらい)まで服用できるお薬です。