避妊効果が得られるタイミングは、低用量ピルを飲み始めたタイミングによって違います。
低用量ピルは原則として生理初日から服用を開始します。生理初日から服用を開始した場合は、その日から避妊効果を得ることができます。
出血が少なく、生理が始まったかどうかの判断が難しいほど少量だった場合は、まとまった出血を待ってから低用量ピルの服用を開始します。
なお、生理初日の判断が難しい場合は生理5日目までに服用を開始するようにします。
スマルナでは、低用量ピルの避妊効果が得られるタイミングについて、生理初日より服用を開始した場合は、服用初日より避妊効果は発揮されるとお伝えしています。
生理開始2~5日以内に服用を開始した場合は、一般的に7日間連続して服用した後から避妊効果が得られるとされているため、1週間はコンドームなど他の避妊方法を併用していただくようにお伝えしています。
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服用を開始した後は、正しく服用することで99.7%の避妊効果を得ることができます。休薬期間も避妊効果は持続します。
ただし、飲み忘れや2時間以上の大幅な飲み遅れなどがある場合は避妊効果が下がるため注意しましょう。
また、低用量ピルは28日を1クールとし、毎日1錠ずつ服用することによってホルモンバランスを調整していきます。
高い避妊効果の他にも以下の改善効果があると言われています。
- 生理痛の改善(子宮内膜が厚くなるのを抑え、生理痛の原因となる物質(プロスタグランジン)の産生が減少するため)
- PMS(月経前症候群)など生理前の不快な症状の改善
- 生理不順の改善
- 生理期間の短縮
- 貧血の改善
- 生理の出血量(経血量)の減少
- にきびの改善
避妊や生理にともなうつらい症状に悩んでいる場合は、一度医師にご相談ください。
スマルナでは、オンラインで医師の診察を受けることができたり、助産師・薬剤師に無料で生理や避妊について相談することができます。